日頃からいつも痰が絡んでいるという方も少なくありません。特に高齢者の方で喫煙歴の長い方は、しょっちゅう痰が絡んでいる方も多いでしょう。常に痰が絡む場合には様々な原因が考えられますが、やはり病気の症状として現れていることもあるので注意する必要があります。
常に痰が絡む病気としては、以下のような病気が考えられます。
・喘息
・慢性閉塞性肺疾患
・甲状腺の病気
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喘息:喘息と聞くと咳込んだりヒューヒューといった呼吸音を思い浮かべますが、実は痰が絡むのも症状の一つとして挙げられます。特に喘息はアレルギー反応によるものが多く、ホコリや煙、気温の変化などの刺激に気管支が過敏に反応してしまうものです。人によってアレルギーの原因は違いますが、アレルゲンが身近な場合は常に喘息の症状が現れてしまいます。
慢性閉塞性肺疾患:慢性閉塞性肺疾患(COPD)は別名タバコ病とも呼ばれる病気で、咳や痰や息切れなどの症状が日常的に現れます。その原因はタバコの煙などの有害物質を長期間吸入し続けることです。これにより気道の炎症や肺胞が傷付き、呼吸器の閉塞によって日頃から常に息切れや咳と痰などの症状が現れます。
甲状腺の病気:バセドウ病や橋本病などに代表される甲状腺の病気も、常に痰が絡むことのある病気として挙げられます。甲状腺の病気は甲状腺機能亢進症と甲状腺機能低下症に分けられ、簡単に言うと亢進症は機能が常にフル稼働な状態、低下症は機能が落ち込んだ状態で、どちらにしても体に支障を来たします。
このように長期間ずっと痰が絡むと悩んでいる方は、何かしらの病気の症状として現れている可能性も考えて、早めに医療機関で診てもらうようにしましょう。
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