痰が絡む病気

肺炎

ここでは痰が絡む病気のひとつ、肺炎について詳しく説明していきます。

肺炎は読んで字の如く、肺に炎症が起きている状態です。その原因の多くがウイルスや細菌に感染したことによって起こるものです。ウイルスによるものをウイルス性肺炎、細菌によるものを細菌性肺炎と呼びます。一部の真正細菌などによるものを非定型肺炎と呼びます。
一般的には肺炎の原因と言えば肺炎球菌やマイコプラズマが有名です。

また、肺炎には気管支肺炎と大葉性肺炎と間質性肺炎の3つのタイプに分けられます。


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気管支肺炎とは、別名小葉性肺炎とも呼ばれていて炎症の範囲が細気管支と肺胞を含む小葉に限る肺炎です。
大葉性肺炎とは、炎症の範囲が1つの肺葉全体にまで広がった状態の肺炎です。大葉は右肺の上葉、中葉、下葉の3つと左肺の上葉、下葉の2つを含めて5つの肺葉のことを指して言います。
間質性肺炎とは別名肺線維症とも呼ばれていて、肺胞の周りにある間質に炎症が起こる肺炎です。正常な肺はスポンジのような構造をしていますが、間質性肺炎では肺の細胞が線維化して固く縮んでしまい、肺の呼吸機能が低下してしまう病気です。


肺炎の主な症状は咳、発熱、痰ですが、細菌性の肺炎だと黄色もしくは緑色の膿のような痰が出ます。特に咳が激しくなるとそれに伴って胸膜も傷付き痰が絡みやすくなって、咳をする度に胸の痛みが強くなってしまうでしょう。

肺炎は日本人の死亡率原因で常に上位に位置し、毎年10万人以上の方が肺炎が直接的な原因でお亡くなりになっているほどです。その中でも9割以上の方が抵抗力が弱くなった高齢者の方です。また、乳幼児も大人に比べて抵抗力が弱い為、肺炎にかかりやすいので注意が必要となります。呼吸が苦しいほどの激しい咳や高熱、さらに痰が絡むようであれば、肺炎の可能性を疑って早急に医療機関で診てもらいましょう。


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