風邪いわゆる感冒という病気は、他の病気と違って実ははっきりしない病気と言った方が正しいのかもしれません。
文献によっても風邪の定義は様々で、急性上気道炎(普通感冒)とするものもあれば、急性鼻咽頭炎、急性咽頭蓋炎も含めているものもあります。歴史的にはインフルエンザを風邪と呼んでいたこともあるほどです。医学的にも風邪症候群と呼ばれることから、一連の身体症状を表す病気の総称として扱われます。
そんな風邪ですが、風邪を引いた時の代表的な症例が、痰です。風邪を引いた時は、ほとんどの人が熱や体のだるさから症状が始まってその後に痰が絡むのですが、人によっては痰が絡み始めて、自分が風邪を引いたかもしれないと思われる事もあるでしょう。
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風邪を引いた時の痰は、濃い目の少しドロっとした粘度の高い状態の痰が出ます。痰の色も黄色や黄緑色に近いような色をしている方が多いと思います。これは風邪の元であるウイルスではなく、2次感染による細菌と白血球などの残骸が原因です。ウイルスを含む痰は実はほとんどが無色で、色が付いたものは細菌を含む痰ということになります。
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