痰が絡む病気

甲状腺の病気

ここでは痰が絡む病気のひとつ、甲状腺の病気について詳しく説明していきます。

甲状腺とは首の正面側、喉仏のすぐ下に気管を包むような形で位置している内分泌器官で、重さ15〜20グラムほど、大きさは縦横4〜5センチほど、厚さは10〜15ミリほどで、蝶が羽を広げた時のような形をしているのが特徴的な臓器です。

甲状腺は主に甲状腺ホルモンやカルトシニンを分泌する役割を持っていて、甲状腺ホルモンは全身の細胞の代謝を高める働き、カルトシニンは骨のカルシウム損失を防ぐ働きを持っています。


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甲状腺の病気としては、甲状腺機能亢進症と甲状腺機能低下症と甲状腺がんの3つが代表的です。以下に説明していきます。

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症とは甲状腺の機能が過剰に働いている状態で、全身の代謝が常に高まって頻脈や多汗や疲れやすいなどの様々な症状を来たします。代表的な病気として最も多いのがバセドウ病で、他にも甲状腺炎やプランマー病などが挙げられます。

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能低下症とは甲状腺の機能が低下している状態で、全身の代謝が不足して全身倦怠感や無気力や体重増加などの様々な症状を来たします。代表的な病気として最も多いのが橋本病で、他にもクレチン症が挙げられます。

甲状腺がん

甲状腺がんは甲状腺に悪性の腫瘍が出来た状態です。甲状腺に出来たしこりの内およそ80%が良性腫瘍で残り20%が悪性腫瘍とされています。甲状腺がんは大きく分けて、乳頭癌、濾胞癌、髄様癌、未分化癌の4つに分類されます。

これら甲状腺の病気は特に女性に多く、20代から50代までの年代に好発します。甲状腺の病気の症状として、喉の痛みや嚥下障害、それに伴う痰の絡みなどの症状が現れることがあるので、原因が分からないままずっと痰が絡む場合は、甲状腺の病気の可能性もあるでしょう。


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