痰が絡む病気

慢性閉塞性肺疾患

ここでは痰が絡む病気のひとつである、慢性閉塞性肺疾患という病気について詳しく説明していきます。

慢性閉塞性肺疾患は別名COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)と呼ばれ、欧米ではタバコ病とも呼ばれている代表的な慢性呼吸器疾患の一つです。その原因はタバコの煙などの有害物質を長期間吸入し続けることです。これにより気道の炎症や肺胞が傷付くことで、呼吸器が閉塞されて慢性的な息切れが生じます。主な症状として咳や喀痰、息切れがみられます。

COPDが重症化すると慢性的な呼吸不全に陥り、息苦しさから通常の生活が困難となることもあるほどです。併せて風邪などの感染症を患うと急速に症状が悪化する(急性増悪と呼ぶ)こともあり、これを繰り返すと完治することは難しくなっていきます。


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一番の治療はまず禁煙することで、これ以上呼吸器を傷付けてしまう原因となる有害物質を吸わないことで、病気の進行を止めることが出来ます。必要に応じて気管支拡張剤やステロイド薬などを使い、生活習慣の改善や適度な運動でリハビリを行います。痰の量が多くてよく絡むような濃度の濃いものが出るのであれば、抗菌薬も投与されます。


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