痰について

痰と咳

ここでは痰と咳の関係について、詳しく説明していきます。

痰は気道から吐き出されるゲル状の液体で、主な成分は気管や気管支の粘膜から分泌された粘液です。体内に侵入してきた埃や塵、ウイルスや細菌などと戦った白血球の死骸や残骸が唾液に混じって痰として吐き出されます。

痰は健康な人でも毎日出ています。1日に100ml程度の痰が分泌されているのですが、この場合ほとんどが水分で構成されていて吐き出さず無意識に飲み込んでいます。気道に異常がある場合は100mlを大幅に超える量の痰が生成されます。ちなみに唾液は一日になんと1,5リットルも分泌されています。これはおよそ大きいペットボトル1本分に相当します。


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咳には痰が絡む咳と、あまり痰が絡まない咳とがあります。痰が絡む咳を湿性咳嗽と呼び、痰が絡まない咳を乾性咳嗽と呼び、この場合一般的には空咳と呼ばれています。

湿性咳嗽の場合、主に下気道の炎症、気管支喘息気管支炎肺炎などの症状として表れている可能性があります。

乾性咳嗽の場合、主に上気道の炎症、気管支喘息気管支炎、気管支拡張症、百日咳などの症状として表れている可能性があります。一時的に煙や湯気、埃や粉塵などを一気に吸い込んだ時などはこちらに含まれます。

同様の病気でも、その時々によって原因や症状の重さなども関係して痰が絡む時と痰が出ない場合もあります。


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