痰が絡む病気

喘息

ここでは痰が絡む病気のひとつ、喘息について詳しく説明していきます。

喘息とは気道の内の気管支が、主にアレルギー反応などによってちょっとした刺激にも過敏になることで気道が狭まり、発作的に呼吸障害を起こしてしまう病気です。気管支喘息とも呼ばれます。
喘息は大きく分けて、幼児期に多く発症するアトピー型の小児ぜんそくと、40歳以上に多く発症する非アトピー型の成人喘息に分けられます。喘息と聞くと小児ぜんそくが有名で子供の病気と思われがちですが、近年では大人の喘息患者も増えてきています。特に40歳を超えてからの発症が多く、子供の頃の喘息を再発するケースもありますが、大人になってから初めて発症するケースの方が多く見られます。小児ぜんそくの場合は男児の方が多く見られますが、成人喘息では男女比に差はありません。


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喘息の原因は、小児ぜんそくの場合はほとんどがアレルギーによるものです。主なアレルゲンはダニやハウスダスト、ペットの毛や花粉などが挙げられます。成人喘息の場合は原因が分からないことが多いです。ただし、喘息を誘発する要因としてタバコや大気汚染、過労やストレス、匂いに対する反応なども関わっているとされています。
喘息の症状として代表的なのが、咳や喘鳴(呼吸音がゼイゼイやヒューヒューと聴こえる)、息苦しさや胸の痛みなどです。これらが発作的に現れるのが特徴で、喘息発作と呼びます。

喘息の治療としては、発作がある時と安定している時とで内容が変わります。発作がある時には、気管支拡張薬の吸入・酸素投与・ステロイドの点滴を行って発作の症状を鎮めます。逆に発作が安定している時には、吸入ステロイド剤・長時間作用型気管支拡張剤・短時間作用型気管支拡張剤が主に使われます。
また、喘息の発作を悪化させない為には、規則正しくストレスを溜めない生活を送ることが重要です。ダニやハウスダスト、埃やペットの毛などを除く為にこまめに掃除をすることも必要となるでしょう。


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